梅 下処理 レシピ

役立つ情報

梅酒や梅シロップには未熟な「青梅」が、梅干しや梅ジャムには「完熟梅」が最適です。
今日は梅酒や梅干しを作るための梅の下処理の仕方を紹介します(^^)/

管理栄養士さんにも聞いた内容なので間違いはないかと思います。

1、洗浄、アク抜き
まずは水で梅の表面を優しく手で洗います。梅は結構傷つきやすいので大きなボウルに水をたっぷり入れて目に見える汚れを取ります。

表面の汚れが取れたら次はアク抜き。
青梅なら2時間ほど、ある程度熟した黄色の梅は1時間ほど水に浸けておきます。完熟梅はアク抜き不要です。
注意点としては梅を水に浸けると表面に茶色いシミが出てくることがあります。
梅が変色するのがイヤな人はアク抜き中にこまめに様子を見て、シミが出てきたらすぐに水から上げましょう。

ちなみに梅には最初から黒や茶色の斑点のようなものがあるものがありますが、気にせず使っても問題ないです。

・黒星病(黒点病)
・すす斑病
という梅の病気のせいで、『病気』と聞くと( ̄□ ̄;)!!となりますが、梅の病気で人体には影響がないのでご安心を♪

むしろ大事なのは保存容器の消毒の方です。
なので「皮がめくれて果肉がまる見えの部分がある」「色がどす黒い」などの梅以外は使用可能です。

2,ヘタの除去
梅のアク抜きができたらザルに上げ、キッチンペーパーなどで水分をしっかりと拭き取ります。
拭き取る時に竹串などでヘタを取ります。
ヘタが残っているとエグミや苦味の原因となるのでしっかり取り除きましょう。

ヘタを取ったあと梅を広げて1時間ほど自然乾燥させた方が良いです。
水が残っているほどカビなどの原因になります。

これで梅の下処理は完了。
あとは梅酒を作るなり梅干しを作るなりでそれぞれのレシピを見ながら作って下さい。

梅を仕込む時の保存容器ですが、「広口」のもので容量は梅酒や梅シロップを作る場合は梅の4倍サイズ。
梅1kgを仕込むなら4Lの容器を選びます。
材質はガラスがベスト。空気を通さず中を目で確認できます。

梅干しを作る時は2~3倍サイズの保存容器を選んでください。
材質はガラスかホーロー、陶器がおすすめ。

どれを仕込むにしろ保存容器の消毒は大事です。
長期間保存することになるのでしっかりと行いましょう。
保存容器を熱湯かアルコール消毒をしてから梅を仕込んでください。

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